手紙の文例

手紙の文例や手紙の書き方を簡単に紹介

暑中見舞いに一工夫

暑中見舞いは郵便局のかもメールのおかげでずいぶんメジャーになりました。

しかし、逆にこれだけパソコンが普及しますと、ソフトもかなり優秀なものがあります。

そういった背景で、暑中見舞いは全部印刷してしまうという方も多くなりました。


仕事関係のものは印刷物でもかまわないかもしれませんが、知人友人や先生、その他個人的に親しくさせていただいている方には、やはり直筆の方がよいと思います。

ただ、すべて直筆で書こうと思うと、字に自信のない方などは逆に書きたくなくなってしまいますので、要所要所にパソコンの便利なところを使用します。



たとえば……


暑中お見舞い申し上げます。
うだるような日々が続いておりますが、おかわりございませんか。
まだまだ暑い日が続きそうですので、お体には十分お気をつけください。

……といった定型文は印刷してしまいます。


そして、最後にちょっとだけ個人的なコメントを直筆で書くのです。

・帰郷するご予定はありますか。

・もし、こちらに帰ってこられるときには連絡してくださいね。

・一緒に食事でもしましょう。

といった感じですね。


かんたんなことで結構ですので、ちょっとしたコメントを書き添えると、もらった人は「ああ、わざわざ自分のために書いてくれたんだな」という感じを受けます。

暑中見舞いに落款を

暑中見舞いに落款を


暑中見舞いも郵便局のかもめーるのおかげでずいぶん広まりました。

夏のあいさつとして、友人知人に送るときはぜひ直筆で書いていただきたいです。

字に自信のない方は、決まり文句だけは印刷されたものでもよいですが、ちょっとした近日報告やメッセージだけは直筆で書いていただきたいですね。

そして、けっこう役に立つのが落款。

落款とは落成款識の略で、もともと書画の完成の意を表わす署名捺印のことです。

ですが、趣味で使う分には自分で勝手に号を作ってもいいですし、お名前でもかまいません。

それを隷書(れいしょ)風か篆書(てんしょ)風に篆刻してもらうと、いかにも和風という感じの落款ができあがります。

それを暑中見舞い葉書の最後に押すと、けっこうかっこいいですよ。

落款はデパートの印鑑を扱うお店で作ってもらうこともできますし、器用な方は落款用の石や木を買ってきて、それに彫ることもできます。

絵はがきで暑中見舞いを

絵手紙というのがずいぶんはやっていますが、絵手紙はいろいろな色を使うのでちょっと大変そうな感じがするのは私だけでしょうか。

私は絵手紙は絵手紙でも水墨画のような墨一色の絵を暑中見舞いに描くことがあります。

水墨画といってもそんなに本格的なものではなくて、筆ペンでさらっと描いてしまうだけですので、たいした技術もいりません。(本当は水墨画は水加減で濃淡を出すのですが、私は筆ペンでもっと単純に描いています)

このときには、水墨画のイラスト集を買ってきて、そこに載っているイラストの中から絵を選んで真似して描くようにしています。



暑中お見舞い申し上げます

と書いたあとに、ペンギンの絵をさらっと書いて、そのつぎに

南極の涼しさを○○さんへ

と書くだけで、なんとなくいい感じの暑中見舞いになってしまうので不思議です。



絵の左下に落款を押せばもう完璧ですよ。